「あーしまった！間違って大事なファイルを消してしまった！！」
「パソコンに保存する前にSDカードをフォーマットしてしまった・・・」
怖い、怖い、怖いですねぇ。
写真を長年やっていると一度は経験することじゃないでしょうか。
私も、1日かけて撮影したデータを誤って消したり、SDカードごとフォーマットした経験があります。
うっかり削除は写真に限らず、仕事上でも同じような失敗は起こりえます。ほんとに怖いですね。
そんな時に役立つのは、データ復旧ソフト。
消してしまったデータを復活できるソフトです。
今回は操作がとても簡単で高性能な復元ソフトEaseUS Data Recovery Wizardをご紹介します。
なんと97.3％の復元率を誇り、Vecterプロレジ大賞も受賞しているデータ復旧ソフトです。
実際に使って、操作がとても簡単で使いやすく、写真が趣味な方はもちろん、テレワークしている方々にもお役に立てるソフトではないかと思います。
今回、EaseUS様よりソフトをご提供いただきましたが、レビュー内容はまったくソンタクのない、率直な感想を掲載しています。
EaseUS Data Recovery Wizardってどんなソフト？何ができる？
EaseUS Data Recovery Wizardを実際に使って「いいな」と思った点も交えて解説します。
個人的に良いと感じたのは次の点です。
●Vectorプロレジ大賞で部門賞を受賞し確かな実績
●どんなファイルでも復元できる
●色々な状況で消去・削除したデータを復元できる
●データ復元率がかなり高水準
●わかりやすい画面で操作・確認ができる
結論：初めてデータ復旧ソフトを使用する方にもおすすめできる高性能復元ソフト
Vectorプロレジ大賞 バックアップ・復元部門賞を受賞！
ユーザーの投票で人気のあるソフトに送られるVectorプロレジ大賞。
EaseUS Data Recovery Wizardは、第24回と第26回にバックアップ・復元部門賞を受賞しています！
ユーザーにも幅広く支持されていることが証明されています。
どんなファイルにも対応している！
誤操作で消えて困るのは写真データだけではありません。Word文書やエクセルデータ・PowerPointデータ・PDFなどのファイルも、仕事をする上において大切なファイルです。
その点、EaseUS Data Recovery Wizardのデータ復元は、画像データの他にも、音楽ファイルやテキストファイルやPDF、そしてEメールにまで幅広く対応しています。
テレワーク時の業務にも欠かせないエクセル復元も行うことができるので、万が一のときのために、事前にパソコンにこのソフトをインストールしておくと安心でしょう。
様々な状況下のファイルを復元可能！
対応できるファイルも多いのですが、様々な状況で消去してしまったファイルを復元できます。
例えば、ゴミ箱から削除したり、ゴミ箱を空にした場合のゴミ箱削除復元にも対応しています。
そのほか、フォーマットしたデバイスからの復元、消去したパーティションからの復元にも対応！
対応できるファイルも状況も幅が広いので、非常に汎用性のある復元ソフトです。
データ復元率はなんと97.3%！
EaseUS Data Recovery Wizardを使用した場合のデータの復旧率は、97.3%。
いざという時にも安心できる成功率です。
実際、今回の使用テストでは100%の復元率でした。どの復元ソフトもそうですが、ポイントとしては、削除してしまったらすみやかに復元を試みる方が成功率が上がります。
分かりやすい簡単操作で復元できる！
EaseUS Data Recovery Wizardは操作がとても簡単です。
これには大変驚きました。
説明書もいらないくらい、目で見てわかる画面構成になっています。
実際に使用したところ、直感的に操作できる画面のおかげで迷うことなくデータを復元できました。
スキャン後、復元させるデータを確認するプレビュー画面も使いやすく、ストレスなく復元できました。
復元ソフトというとちょっと難しそうだなと思っていましたが、このEaseUS Data Recovery Wizardは全くそんなことはなく、ご年配の方やパソコンに詳しくない方も操作することができると思います。
複雑な操作が一切いらないにも関わらず、高い復元率を両立させているのが、このソフトのすごいところです。
無料版と有料版の違い
EaseUS Data Recovery Wizardは、無料版と有料版（2種類）があります。
それぞれの違いは以下の通りです。
| Free（無料） | Pro（有料） | Tech（有料） | |
| 削除・フォーマットした アクセスできないデータの復元 | ○ | ○ | ○ |
| 削除・非表示・紛失、 Raw（不具合状態）になった パーティションからファイル復元 | ○ | ○ | ○ |
| 復元可能データサイズ | 2GBまで | 無制限 | 無制限 |
| 年中無休のテクニカルサポート | × | ○ | ○ |
| 期間中の無料アップデート | × | ○ | ○ |
| その他 | － | 使えるPCは1台 | ・複数のPCで使用できる ・商用利用可能 |
無料版の弱点は、復元できるファイルの容量が合計2GBまでというところ。
復元ソフトとして安心して使いたいというのであれば、復元データの容量制限がない有料版がおすすめになります。有料版はライセンス料が「1か月、1年、永年」と3種類ありますが、長い目で見ると永年がお得になります。
まずは無料版で動作確認や復元状態を確認してから有料版へ移行するのもありでしょう。
開発しているEaseUSってどんな会社？
どんなソフトかが分かったところで、開発している会社をご紹介します。
失礼ながら、EaseUSという会社を知りませんでした。EaseUSは、2004年に創設された中国にあるソフトウェア開発会社です。
EaseUSは、2004年に創設され、データ管理領域に特化したソフトウェアのリーディング開発会社として、お客様にデータリカバリ、データバックアップ、パーティション管理など使いやくて効果的なソリューションをご提供しております。現在、世界160以上の国と地域にわたる、数千万の個人様及び法人様にご愛用頂いております。
EaseUSホーム―ページより
会社情報を見ると、株式会社ベクターをはじめ大手企業とも取引があり、世界中を拠点にグローバルな経営をしている企業です。個人的に、会社のモットーである ”Make your life easy！”が気に入りました。
ホームページを見て、実績があり顧客に向き合っている企業であると感じました。
実際に復元をしてみました！！
では、早速、その実力の程を見てみましょう。
今回は、SDカード（32GB）に入れたファイルを消してしまった場合の復元を試します。
SDカードには、JPEG・RAW・MOV・テキストファイルを入れてみました。
使いかた
それでは、実際の使いかたを解説します。といっても、本当に簡単です。
細かい手順も必要がないくらいでした。が、もちろん手順は書きます（笑）
まず、SDカード内のファイルの一部を消去しました。JPEGとRAWデータを削除しました。
この状態で、削除したJPEGとRAWデータが復元できるか、RAWデータについては復元後に「Adobe Lightroom」を用いて現像が正常にできるかまで確認していきます。
手順① ソフトを立ち上げて、ドライブを選択する
ソフトを立ち上げると、ドライブ選択画面が表示されます。
復元したいファイルが含まれているドライブを選択します。
手順②ドライブのスキャン開始
GドライブがSDカードのドライブですので、Gドライブをスキャンしていきます。
Gドライブにマウスをおくと下側に「スキャン」の文字が表示されます。
これをクリックするとスキャンスタートです。
ドライブをスキャンすると、復元可能なファイルがあぶり出されていきます。
スキャンは、「クイックスキャン」と「高度なスキャン」の2段階になっています。
クイックスキャンはすぐ終わりますが、高度なスキャンが結構時間がかかります。
ちなみに32GBのSDカードで45分くらいでした。進行状況は、％表示と残り時間の表示されます。
手順③ スキャン結果を確認し、復元するファイルを選択して復元！
スキャンが終わるとスキャン結果が表示されます。
左にあるフォルダなどをクリックしていくと、復元可能なファイルを確認できます。
まず、クイックスキャンですぐに検出されていた「削除されたファイル」を確認！
むむ！ありました、ありました！今回削除したJPEGとRAWデータがありましたー！
一方、「高度なスキャン」で検出されたデータを確認すると、過去に消去した画像データ（RAWデータ）がわんさか出てきました。。。
え、すご・・。消去しても実際にはこんなにメモリーカード内にデータが残ってるんですね。
検出されたデータは、ファイル名だけでなく、画像プレビューでも確認できます。
これがすごく便利なんです！
画面の右上にある三本線をクリックすると、表示の仕方を「詳細」、「大きなアイコン」、「プレビューパネル」と3種類から選べます。
次に、復元したいファイルにチェックを入れて、画面右下にある「リカバリー」を押すと復元できます。
この時、「同じドライブ内に復元しないで下さい」と注意書きがありましたので、念のためデスクトップ上にフォルダを作り、そこに復元データを入れるようにしました。
フォルダを指定するといよいよ復元開始！
復元自体はすぐに終わりました。
復元データができました！これはほんとに簡単でした。
ちなみに・・・復元データの確認（RAW現像できる？）
では、復元できたデータを確認してみましょう。
まずは、JPEGから。クリック！
可愛い愛猫の画像が問題なく見れますね。ちなみに銀次朗と言います（→銀次朗のブログ）
次に、RAWデータの確認です。問題なく現像ができるかどうかを確認します。
現像は、いつも使用している「Adobe Lightroom Classic」を使用します。
まずは読み込み。
プレビューにも表示され、問題ありません。次に実際に現像できるかを確認します。
適当に色を変更してウォーターマークも設定。
そして、JPEG書き出し。表示を確認します。おお！！
問題なく、編集結果通りに現像されていますね。復元データとして全く問題がありません。
実際に使用してみて、いざという時にはかなり使えるソフトという印象です。
あの時にこのソフトがあったら。。。今、明後日の方向を見ながらそう思うしゅ～まいでした。。
スキャン結果の保存もできます
EaseUS Data Recovery Wizardでは、スキャンした結果を保存できます。
保存すると、あとで復元したいときにスキャンなしで素早く行えます。
再スキャンすると同じように時間がかかってしまいますからね。
保存は簡単です。保存ファイルの名前を指定して保存をクリック。
これで、また復元したい時にこのファイルを読み込めばスキャンの手間を省くことができます。
まとめ 簡単かつ確実に復元できる！操作が簡単なのがとにかくいい
EaseUS Data Recovery Wizardで復元テストをしてみましたが、個人的に一番いいなと思ったのは、操作が簡単で分かりやすいというところでした。
復元ソフトは操作が簡単であればあるほどいいと思っています。
それは、復元ソフトを使う時は、基本的にピンチの時で、ものすごく焦っていて、いつも通りの思考ができない状況にあるとも考えられるからです。そんなとき複雑な操作のソフトを使うとまたミスってしまいますもんね（笑）
EaseUS Data Recovery Wizardは、操作が簡単で復元率も高いので、初めて復元ソフトを使う方にも安心して使える復元ソフトだなと感じました。写真、テレワークにおいてもいざという時の保険としておすすめできるソフトです。
本日は以上！
今日もリノベ完了！しゅ～まいでした。
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